先日よりマイアミで開催されたアメリカ歯周病学会に参加して参りました。
以前から疑問であったインプラントで歯周病になってしまった時の対処についての指標が示されて、自分の中での疑問がある意味クリアーになりました。
歯周病学会というとどんなに悪い歯でも残すというイメージですが、そうではなく残せる可能性のある歯は残してもうだめな歯はきちんと抜いてその後の処置をきちんとしようという考えです。歯周病は状態が酷くならないと症状として表れません!症状に表れた時は抜歯になってしまうのが現実です。
定期健診も重要ですよ!

参加した時の画像です。

総勢2000人以上で各国から関係者が集まりました。
歯周病治療の最近のブログ記事
歯がしっかりしていなくては美味しく食事もいただけませんね。
今、一番怖いのは歯周病でありますがなぜ怖いかというとなかなか"痛い"というサインを出してくれないのです。
虫歯などはエナメル質から象牙質に及んだ時点で痛みを出してくれますから、治療すれば歯は無くならずにすみます。しかし歯周病で痛みや腫れがきた場合は、歯が抜ける寸前ですのでなかなか歯を守る事は非常に難しいですね。
歯周病治療はある程度までは保険治療で賄えますので、将来にわたって歯を守って美味しく食事をする為に是非歯周病治療は受けて頂きたいと思います。
入れ歯で美味しく食事と言いますが、なかなか慣れるまで難しいと思いますよ。

患者様からよくこの歯磨き粉はどうでしょう?とかこの歯ブラシはどうでしょう?とかの質問が多くあります。
またナントか還元水が良い、またはナントかぺリオとかいう薬が良いとかという話も巷では多いみたいですね。
しかし歯周病の基本的な治療は歯磨きをきちんとしてそれでも歯肉からの出血がある場合には麻酔をして歯石を取る事にあります。
以外に麻酔をして歯石を取るという事をせずうがい薬に頼ってしまっている歯科医院が多いようです。
それでは歯周病をきちんと治す事は出来ませんね。
物に頼るよりも、きちんと歯石を取って歯を磨くという事の方が大切だと思います。
下の画像は歯石と歯ブラシだけで良くなりました!!

先回のエントリーから少々お時間が経ってしまいました。
何かと仕事に時間を取られてしまいまして・・・・・・・
今回は歯周病治療が大切な理由という事で書いてみようと思います。
歯周病は虫歯等とは違い"痛み"という症状を出してくれません。症状と言えば少々歯肉から出血する位なので、患者様からみればこの位は・・・・と思いますね。
しかし"その位"というのが非常に危険なのです!!
歯周病で腫れや痛みが出た時点で、抜歯になる可能性は非常に高いです。
また自分では気が付かない口臭も非常にきつくなりますよ。
一番の治療は患者様自身のブラッシングでその次が医院によるプロフェッショナルなクリーニングです。その時は麻酔を必ず行い徹底的に汚れを取っていきます!
リステリン等の薬局などで売られているのをすれば歯周病が治るみたいなCMがありますが大きな間違いで、きちんと歯科医院で治療を受けないと歯が無くなってしまいます。
汚れもきちんと除去して歯周病も治れば、体全体の健康にも非常に良いでしょう。
食べ物、飲み物全部口から入りますから、入口を綺麗にしておいた方が良いと思います。

1月後半になりましたがまだまだ寒さが厳しいですね~
最近、患者様から歯周病はお水で治ると聞いたけど?なんて話が数件ございました。
ナントカ還元水を使えば歯周病菌が治るといった事でしょう。なんか詐欺まがいな話ですが
ホント詐欺まがいな話です。歯周病や虫歯等病気全般に言える事は、科学的に根拠ある治療をしてこそ意味があると思います。
歯周病の治療でしたらきちんとブラッシングをして歯石をきちんと取り、骨を回復させるこれが王道です。歯や歯肉をきれいにしておけば、生体はきちんと反応してくれて良い方向にいくのです。
ナントか還元水を使えば歯周病は治りますよなんて考えられないですね!
皆様、情報で惑わされないで下さい。
私達でさえ情報をきちんと区別するのが難しい世の中ですので・・・・・・・・
例えば、有名なナントか先生が使っているからとか・・・・・・・・・・・・・
ホントこのフレーズでどれだけ騙されたことか・・・・・・・トホホ(泣

この記事とは関係ないですが、このマーマレード美味しそうでしょ。
いつも患者様との話の中でこの問題が一番重要な事です。
患者様は歯を残したいしかしぎりぎりで残した場合、近い将来抜歯になってしまう場合時も少なからずあります。
でも出来るだけ歯周病になっている歯も再生療法などを行って失ってしまった骨を再生して
歯を残していこうといつも考えています。そうすればインプラントにしなくても自分の歯で咬めるようになりますしね。下の画像はエムドゲインという骨を再生させる治療法の画像ですが、誰もが自分の生まれたままの歯を一生涯使いたいものです。
でもやはり治療の施しようのない歯は抜歯してインプラントにしたほうが良い場合でしょう。なぜなら治療の最終目標はストレス無く咬めるという事ですから。

今日は悲しいというか残念な事がございました。
歯周病治療を始めてから半年が経った患者さんですが、本来歯周ポケットが正常な場合は
2ミリ~3ミリです。しかしながら様々な方法で汚れも取りまた患者様自身も、以前よりましてブラッシングを真剣にして頂きましたがどうしてもこの一本だけは歯周ポケットが8ミリまでにしかなりません。
このような場合はまた歯周病が再発してしまうリスクがある為に抜歯という苦渋の選択を
致しました。歯周病治療だから歯はどのような場合でも残すのでは?と思われがちですが
抜歯という事も他の歯を守る為にしなくてはならない場合もあります。
左下のレントゲン像では右下に黒い影がありますがここには骨はありません。
右の歯の画像では左の根には黒いものが付いておりますが、これは歯石です。
また骨が無い為に歯もぐらぐらしていまして結果的にはこのような歯は抜歯になってしまいますね。
しかしこのような状況になっても患者様自体にはあまりというか殆ど症状が無いんです。
症状が現れない歯周病はホント怖いですね。










